なんだかんだ言っても腹八分が大切

健康を維持するための手段はいくつか考えられますが、私は腹八分を常に心がけています。なぜこのようなことを実践するようになったかというと、若いころによく経験した暴飲暴食が挙げられます。暴飲暴食を繰り返すと、当然胃の調子が悪くなりますよね。何とも言えない、ピリピリした痛みがおなかのあたりに発生し、何をするのも億劫になります。また、やる気も持続しませんし、ストレスがAGA悪化にも影響、集中力もすぐに途切れてしまいます。胃の調子というのは、いわば私たち人間の活動に大きく直結しているのであり、ここに何かしらの不具合が発生すれば、生活そのものがうまくいかなくなってしまうのです。

というのが私の導き出した結論です。胃の調子は、スムーズな生活、ひいては人生そのものに直結するのであり、ここをケアすることはとても重要なことだと思うのです。こういった考えのもと、私は腹八分を心掛けるようになりました。今になって思うと、おなかが満腹にもかかわらず、さらに何かを食べようとするのは、非常に、なんというか、ナンセンスです。体はもはや、食べ物を欲しておらず、拒否感を示しています。にもかかわらず食べてしまうのはなぜか。現代人にとって、食というのは生きるためのエネルギー源だけではなく、味を楽しむための娯楽のような形になっています。

つまり、体は欲していないけれども、脳があの味を求めているだけなのです。ここを我慢することで、体の調子は劇的に上がります。また、適切な体重が維持され、見た目的にもスマートになります。コレステロール値や血糖値など、健康診断における各種数値も適切なものに収束していきます。腹八分が与える好影響は計り知れないのです。とはいえ、現代では何かと食事を伴った付き合いが多いのも事実。会社の付き合い、友人との付き合い、身内との付き合い、こういったシーンで、腹八分などと言っていては、場が白けてしまいます。そういう時には、翌日の食事でうまく調整を図るようにしています。そうすることで、前日の食べ過ぎを帳消しにすることができるんですよね。皆さんも腹八分を、心がけて、健康体を手に入れましょう。